あらしのよるに(歌舞伎)

作:きむら ゆういち
画:いろんな方が描いておられます
講談社ほか(単行本あり)
「ともだちなのに、おいしそう」・・・種を超えた友情物語でございます。

えーと。これは、そもそもは絵本なので、こんな腐ったブログに書いてよいのか迷うのですが、先月見に行った歌舞伎があんまりにも素晴らしかったので書いちゃいます。よい子は、他の日のブログ読まないでね!お願いします。
もとはアニメで知ったこの作品。可愛いお話なので、絵本も買ってましたです、私。
ある日テレビを見てたら、歌舞伎にするというではありませんか!「え~?歌舞伎で?」と思いましたが、「そういえば、アニメでは中村獅童さん声優してたなあ・・そうかあ。」と思いなおし、幸いチケットが手に入ったので、行ってみることに(2015年9月に京都南座で開催、現在終了しています)。
歌舞伎は今まで2回しか見てない・・・しかも最後に見たのは10年以上前という、ほぼ初心者。初心者ながらの意見ではありますが、この「あらしのよるに」は、いわゆる古典的な歌舞伎の要素がしっかりありながら、現代演劇の要素も無理なく少し取り込まれたような印象でした。客席に降りたりとかって、普通の歌舞伎では見ないように思ったんですが、実はあるのかな??
さわりだけ書きますと、少し変わり者の狼ガブと、ぽわんとしてる山羊のメイが、嵐の夜に暗闇の中おしゃべりに花が咲き意気投合。互いにオオカミとヤギであることに気付かず友達になるのですが・・・・
とにかく獅童さんの本気度がハンパない公演でした。最初から最後まで彼の熱意が伝わってきて感動です。笑うところあり、泣くところあり・・・いや~すごかった。私が今まで見た数少ない和洋すべての舞台の中でもピカイチじゃないでしょうか。脚本、演出、美術、音楽など、もちろんすべて大切ではありますが、やはり舞台演劇は役者の心あってこそ。そんなことを改めて感じた舞台でした。役者さんがここまで熱意むき出しの演技をしているのは、正直、私見たことありません。いや、どんな役者さんも魂けずって演じてらっしゃるとは思うのですが、なかなかここまでは。そうそう、松也さんのメイも、最初は「体のサイズ少しデカすぎ?」と思いましたが、可愛い所作で途中から気にならなくなりました。松也さんも「アニキの本気についていきます!」てな感じだったんですかね途中、二人で客席の間を歩いてくれるのですが、お二人とも間近で見ると汗だくだくです。そうですよね。動きがとんだり跳ねたり走ったりですもんね。いろんな動物を表現する衣装も良かったですね。私、歌舞伎の動物って、ヒトが二人一組で布かぶってやる馬のイメージしかなかったのですが、私の発想が貧弱でした。ごめんなさい。皆さん、それぞれの動物の動き、実に素晴らしかったです。子供も大人も楽しめる。私が行った日は、子供が結構たくさん見に来てました。
もう一回観に行きたかったなあ。いつかどこかで、また公演してくれないかなあ。客席から「いよっ!よろず屋!」と声をかけてみたいです。憧れだけど、あの声をかける間合いって、すごく難しそう・・・
ひとつだけ残念だったのが、幕間休憩でグッズを買いに行き、南座の1階売店で買って安心してたら、なんと2階にも売店が!しかも1階売店は食べ物が充実、2階売店はグッズが充実していたようです。慌てて1階にはなかったグッズを買おうと並んだけど、休憩時間が終了し買えないまま泣く泣く客席に戻るはめに・・・終了してから買えというご意見、ごもっともです。しかし、すぐ帰らなくてはいけなかったものですから・・・ちょっと悲しかったけど、まあいいか。

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この記事へのコメント

parigennne(ブログ主)
2015年10月20日 18:35
10/19にコメントくださった方へ
コメント有難うございます。大変嬉しかったのですが、公開しない方がよさそうな情報を含んでましたので、削除いたしました。ごめんなさい。私のつたない文章で元気が出たと言っていただけて、私の方こそ大変励みになりました。最近サボり癖が出て更新が滞っていますが、頑張りたいと思います。本当にありがとうございました。