深想心理

作:吉原理恵子
画:円陣闇丸
キャラ文庫 (BLです)
二重螺旋の第5弾です。ネタバレあり、ご注意ください。

極悪な父の暴露本が発売されました。しかし雅紀が怖くて、マスコミの皆さんは、尚人や祐太に近づけないようです。そもそも二人は未成年で配慮すべき存在。雅紀に注意されるまでもないんですけどね。
一方、大学生の沙也加は未成年とはいえないお年頃。雅紀のガードもなくマスコミ被害に晒され、「自分だけ守ってもらえない!」と、わざわざ尚人の高校の校門前で待ち伏せて、尚人に八つ当たりです。番犬の桜坂くんにも怯まず、「あんたのせいで、桜坂くん怪我したのよね」と、尚人に言葉の刃をグッサリ刺したあげく、平手打ち。ひぇ~!姉さん、怖ぇ~!
しかしこの行為は、兄弟の中で唯一人、情の深い尚人が持っていた沙耶加への肉親愛を粉砕したもよう。幾日経っても誰からも反応がなく、兄弟からの無関心を思い知らされることになる沙耶加。罵倒でもなんでもいいから雅紀の声が聴きたい、気にかけてほしいと思っていたようですが、あてが外れてしまいました。ど~しても、沙也加を可哀相に思えないどころかムカついちゃうんですよね。沙也加が女として雅紀をみている気配があるせいでしょうか?
その雅紀は、「ナオが沙也加を吹っ切れたなら、都合がいい」と歓迎しちゃっています。尚人が自分以外に少しでも感情を向けるのがイヤな雅紀。。。なんだか雅紀も相当歪んでおりますね。そんな兄の歪みっぷりも知らずに、尚人が雅紀を初めて抱擁!この場面の挿絵がまたイイんです!感無量の雅紀ですが、これまで尚人の方からは能動的な仕草がいっさいなかったというのもスゴイ。いいのか?尚人?雅紀はつけ上がるだけだと思うぞ?
暴露本がバカ売れして、ほくほくしていた極悪な父と愛人でしたが・・・暴露本でマスコミ被害にあっていたのは、沙也加だけじゃありません。著者である極悪な父の親類縁者すべてが迷惑をかけられていたのです。その中でも最大の被害者と思い込む性質の人間、実の父親に刺されてしまいました!いや~、いつか刺されるタイプとは思っていましたが、実父に刺されるとは。更にスキャンダル化しそうだとは思わないんでしょうか、このじいちゃんは・・・
「父が祖父に刺された」というややこしい立場になってしまった篠宮兄弟。まだまだ当分、雅紀のガードが必要みたい。やれやれ。

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