崎義一の優雅なる生活 BLUE ROSE

作:ごとうしのぶ
角川文庫
BLです。タクミくんシリーズの続編。

人気BLシリーズもので長くヒットしていましたが、2014年ついに出た最終巻「station」が、ファンの間で物議をかもしたせいでしょうか・・・約1年後に続編が出版されました。最終巻から11年経過したお話です。
このシリーズ、私は途中から脱落して、最終巻を読んで脱力したクチです。
山奥の全寮制男子校とはいえ、どんどん男男カップルが成立していくので、「ありえないだろ」と脱落(とくに同室だった利久!最初はノーマル設定だったでしょ!あんたくらいはノンケでいてほしかった)。
そして久々に読んだ最終巻では、タクミの意識がない間にギイが消えているという謎の終わりかた。一瞬、夢オチかと肝が冷えました。あまりにも説明がないので、何か大人の事情があったのではと心配したくらい。しかしこうして続編やら、完全版やらが出るということは、大人の事情ではなかったようで、ますます理解不能。
それでも、「主人公カップルは永遠に高校生なのさ」と思っていたので、話の内容はともかく、最終巻が高校卒業で終わったのは納得してたんです。それなのに、まさかの続編!!
昔のタクミは可愛かった!人間接触嫌悪症でギイの愛がないとダメだなんて、設定からもう食べちゃいたいくらい・・・あれから11年!あの時食べときゃよかった!(もうこうなったら、きみまろ節炸裂だ!)
というくらい、なんだか普通すぎる冴えない音大助手になってるタクミ。しかも井上佐智教授の助手。。。ギイがプー太郎してるのは別にいいんですが、できたら普通に元サヤになった状態ではなくて、卒業後なかなか会えずに想いを募らせる二人とか、感動の再会とかが読みたかったです、ごとう先生。。。だから、表題の本編よりも、他二つの短編がツボでした。
シリーズ最初の数巻は、まるで少女漫画のようなドキドキ感のある話で、朝ちゅんでも全然OK!おおや先生の挿絵効果も素晴らしくて、とても楽しく読んでたのですが、徐々に話がメイン以外のカップルに広がっていき、巻の間があくと「この人誰だっけ?」という人が増えるし、私のお気に入り赤池君があまり出て来なくなるしで、つらかったです。きれいに終わるのって大変。
この続編は、シリーズではなく別の話で考えればそう悪くないと思うのですが、ギイとタクミに思い入れがあるので「こんなんじゃない!」とか思ってしまう。思い入れがあるファンほど、読むとかえって辛い本になっております。秘書の島岡さんが、お邪魔虫みたいになってるのも少し嫌でした。遠くからそっと見守っていて、ピンチの時にさっと手を差し伸べてくれる人でいて欲しかった。タクミがNYで記憶喪失だったときのような立ち位置が好きだったので。
帯にだけイラストがあったけど、おおや和美先生ではなかったおおや先生の描く二人が好きなので、ちょっぴし悲しかったです。挿絵なしで帯だけだし、しょうがないのかな。
さんざんディスってしまいましたが、タクミくんシリーズ自体は好きでした。ごとう先生、おおや先生、ありがとうございましたぁ!

崎義一の優雅なる生活 BLUE ROSE
KADOKAWA/角川書店
ごとう しのぶ

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