進撃の巨人21巻 

作・画:諌山創
講談社コミックス
20巻に続き、心臓破りな展開・・・以下ネタバレあり、未読の方はご注意くださいまし。


前巻を読んで、一体これからどうするの調査兵団!?と読みながらプルプルしちゃった私。しかし世界は残酷なので、息つぐ間もなく、過酷な選択が待っていたのでした。
目の前に、瀕死のエルヴィンとアルミンの二人が並んで横たわっています。なのに巨人化する注射は1本だけ。つまり助けられるのは1人だけ。エルヴィンに注射する気満々だったリヴァイ兵長でしたが・・意識のないエルヴィンの寝言が、兵長の選択を覆しちゃうなんてね。ちゃんと挙手して発言しているエルヴィン団長(子供時代)に涙がでちゃいます。
エレンとミカサが感情にまかせて兵長に逆らう場面がありましたが、、本当にこの2人は考えなしというか若いというか。助けられた後のアルミンの気持ちにまでは考えが及ばない2人。大切な人に生きていて欲しいと思うのは当然で、本人の意思を無視したエゴかもしれないけど、普通はそうなるものね。まあでも、アルミンなら受け止めてくれると思います。
本来は団長にお注射すべきと思うんです・・・・でももう解放してあげたかったというリヴァイ。大切な人を死なせてあげるって、どうなんでしょうね。。。「ありがとう」と礼を言うエルヴィンの表情を思い出してる兵長が切なかったです。リヴァイ受けは却下を豪語している私ですが、危なくエルリの民になりそうでした。
地下室が最終ゴールの団長より、地下室のさきの未来を夢見ているアルミンを選択したリヴァイ兵長。兵長の悔いなき選択は続く(ときどきエレンに投げてるけど)。それにしても兵長強い・・メンタルもフィジカルも無双です。ミカサにおさえ込まれちゃってたのは少し気になるんですが。
当初はライナーとベルトルトと二人捕まえていたので、ここでまた、どっちを食べてもらおうか?などという怖い選択にならなくて良かった。あの4足歩行巨人にジークだけでなくライナーまでも奪い返されたのは、ちょっと不甲斐ないですが、嫌な選択をしなくてすみましたね。それにしてもベルトルトが食べられるシーンは、えぐかったです。うう。
後半、地下室にたどり着いてエレン父の過去バナが展開してからは、それまでの勢いがなくなった感が避けられず、ちょっと残念。人気作なのに、主要キャラの寿命インフレは期待できない・・むしろデフレスパイラルな20巻前後の展開に心臓がつぶれそうな日々と、これでもう、さよおなら~~~毎回、「また誰か死んじゃうかも・・あああ!」と、苦しんでいたので嬉しいはずなのに、ホッとした反動なのか、エルヴィンロスなのか、憑きものが落ちたみたいに読んでてテンション下がっちゃいました。外の世界が語られることで、正体不明な不気味さ怖さが無くなってしまうからでしょうか。
グリシャの手記は、話がややこしくて思ったより長くなりそうです。私のテンションが戻るには、ラブリーな調査兵団の皆さんが出てくれないとダメみたいなんですが、謎解きは詳しくお願いしたいので、2巻くらい費やしても全然大丈夫ですから!諌山先生、よろしくお願いしま~す!


進撃の巨人(21) (講談社コミックス)
講談社
2016-12-09
諫山 創

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